今話題の「画像生成付きChatGPT」で教材づくりにチャレンジしてみた話
教材を「伝わる」形にするには?
英語学習って、「言葉」を扱うものなのに、実は「言葉だけじゃ伝わりづらい」ことがよくあります。
30点英会話のように「あえて不完全な英語」や「ニュアンスの違い」を扱う場合は特に、絵・図解・ストーリーの力が大切になります。
そこで試してみたのが、話題のChatGPTの画像生成機能を使って、「英語教材をマンガや図解で表現してみよう」という試みです。
テーマは「そう言えなくもない」?
日本人がよく使う「そう言えなくもない」という表現。
言ってるのか言ってないのかわからないけど、不思議と伝わる。
この「日本語の伝家の宝刀のような表現」を、英語でも表せるのか?
その答えを、イラスト風で表現してみました。
実際に作った教材はこちら
→ ブログ記事へ
また、もっと4コマ漫画風につくるなら、こちら(テーマは別)。
※日本語部分は後から足しています。
ChatGPTと画像生成の手順
- シナリオを考える:絵のイメージを前提に、セリフを分ける
- ChatGPTで図解サンプル生成
- 不備の場合はセリフ修正や再生成
- 実際の生成時間:10分弱!
使ってみて分かった「コツ」
- 正しくない英語も「わざと」残す (教材には大事!)
- コマごとの表情、視線も指示 するとクオリティUP
- 勝手な自動翻訳に注意 (例:”receive” が勝手に “receiving” になる)
- 同じ画像のセリフ無し版も作っておくと役立つ
- 日本語に時々、嘘字が混じる(日英混在だと発生確率が高い?)
※嘘字と言っては語弊があるかもしれません。高速道路の標識に採用されている
公団文字と同様に、視認性や文字生成を容易にするための工夫(仕様)なのかも
しれません。 - 最後は若干の手修正をしたほうがクオリティが保てます
おわりに
言葉を「感触的に理解する」ためには、絵の力は強力です。
それを、誰でもデザインやツールなしで生成できる。
ChatGPTの画像機能は、教育現場の可能性をものすごく広げてくれそうです。
フェイスブックもやっています。
よろしければそちらへもおいでください。
⇒ 通じる30点英会話術
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